2.2【 色の効果 】部屋を広く開放的に見せる色と狭く圧迫感を与える色

2.2【 色の効果 】部屋を広く開放的に見せる色と狭く圧迫感を与える色

「部屋をもっとオシャレにしたいけど、どうしたら良いの?」

「こんなインテリアにしたい!っていうイメージがあって試してみたけど、何となくしっくりこない。。。」

「好きな小物や雑貨を飾っているのに、なんだかごちゃごちゃしている。。。」

こんな悩みを持っていませんか?

本サイトでは、長くテレビ番組でのインテリア・リフォーム監修をしてきて、「どうしたらオシャレに見せられるか」を常に意識してきた私が、誰でもすぐにできる「部屋をオシャレにする3つの方法」について詳しくご紹介します。

 

「部屋をオシャレにする3つの方法」 の概要はこちらのページをご参照ください。

 

「部屋をオシャレにする3つの方法」

このページでは、2.2  カラーコーディネート術『 色の効果 』について解説してきます!

 

部屋をオシャレにする3つの方法
ポイント2 ~お気に入りの色と暮らす「 カラーコーディネート術 」~

インテリアの印象を決める要素として「色」は、とても需要です。

ここでは、インテリアを考える上での「色」の重要性や、どのように色を決めていくと良いのかのポイントをご紹介します。

 

2.2  カラーコーディネート術『 色の効果 』

2.1では、色のしくみについて学んでいただきました。

つづいて、色の持つパワーについてご紹介します。

色には視覚効果というものがあります。

同じ部屋でも、壁や床の色、カーテン、家具の色を変えただけで、

・温かみを感じたり、逆にクールに見えたり

・広く見えたり、逆に狭く見えたり

・賑やかに見えたり、逆に落ち着いて見えたり

部屋の印象が全く変わります。これは色の持つ視覚効果によって感じ方が変わるからです。この色の視覚効果を知っていれば、部屋をどのように見せたいかによって色を選ぶ際の手がかりとすることができます。

ここでは、「暖色」と「寒色」「明色」と「暗色」「高彩度色」と「低彩度色」を比較し、それぞれの視覚効果がインテリアの見え方にどのように作用するかをご紹介します。

 

◆「暖色」と「寒色」の比較

まずは暖色・寒色からみていきましょう。

皆様もよくご存じだと思いますが、太陽や火を連想させるオレンジや黄色は「暖色」、氷や水を連想させる青や青緑は「寒色」です。

この2つを上手く部屋に応用すればぬくもり感を出したり、涼しげに演出することができます。

 

Newton Centre Transitional Living Room トラディショナル-リビング

太陽の光が燃える炎、明るい灯などを連想させる、赤やオレンジ色、黄色などの暖色系インテリアの例です。

壁やカーテン、家具など大きなものから小さなインテリア雑貨に至るまで、この色を配した部屋はあたたかく、陽気で、ぬくもりのある印象を与えます。

 

Modern Summer House コンテンポラリー-リビング

海や空、水や氷などを連想させるブルーなどの、寒色系インテリアの例です。

涼しげでクールな印象があり、しんとした静けさも感じさせます。暖色に囲まれて過ごした場合と比べると、心理的な温度差は3度ほどもあるといわれています。

なので、温かみがあるインテリアにしたい場合には暖色系を選び、涼しげな印象のインテリアにしたい場合には寒色系を選ぶとイメージに合うカラーコーディネートになります。

 

また、暖色と寒色は、この体感温度の違いだけではありません。実は、広さに対して感じ方が異なるので、ご紹介します。

赤、オレンジ、黄色の暖色系の色相は「進出色」と呼ばれ、実際よりも大きく前にせり出して見えるのが特徴です。メインカラーに使うと暖かい雰囲気になりますが、部屋は実際より狭く感じられます。

反対に、青緑、青、青紫の寒色系の色相は「後退色」と呼ばれ、実際の面積より小さく、引っ込んで見えます。この為、メインカラーに使うと暖色系より部屋を広く見せることができます。

こちらの同じようなトイレで比べてみると、なんとなく暖色の方が狭く圧迫感があり、寒色の方が広く開放的に感じるのではないでしょうか。暖色系を選ぶのか、寒色系を選ぶのかは、もちろん好みで決めて良いのですが、暖色系は壁などが進出してみえる視覚効果があるので、このトイレの例のように、あまり狭い空間に強い暖色系の色を採用しない方が圧迫感のある部屋にならずに済むと思います。

 

◆「明色」と「暗色」の比較

つづいて、明度の違いによる明色と暗色について、具体的な事例を挙げて説明していきます。

明色とは明度の高い色のことで、暗色とは明度の低い色のことです。

明色と暗色を比較すると、暗色の方が、どっしりとした重みと落ち着きのある印象を与えます。黒に近づけば近づくほど、その傾向は強くなります。

 

Palm House ビーチスタイル-リビング
Notting Hill コンテンポラリー-リビング

↑↑↑この2つの写真の例は、部屋全体を明色または暗色でカラーコーディネートした部屋でしたが、軽やかに見える明色と重みを感じる暗色は、使う場所を選べばより効果的になります。

人間の視覚は安定感や安心感がある状態を心地良いと感じる傾向があるので、足元にがっしりとした重みがあり、自分の頭よりも上にあるものが軽やかだと心地良さを感じます。なので一般的に、床や腰壁には暗色、天井や壁の上方には明色を使うと心地良さを感じる部屋になると言われています。

大正時代の洋館 アジアン-ファミリールーム

 

ここで、とある住宅の実際の写真を用いて、内装の色を変えてみて明色と暗色の比較をしてみます。

この部屋の天井を暗くしてみます。

いかがですか? 天井を暗くすると実際よりも低く見え、圧迫感が出ましたよね。先ほども述べましたが、一般的に天井は明色の方が心地良いと感じます。それは、天井を軽やかに感じるためです。また、明色は軽やかに感じるだけでなく、天井が高く広く感じる効果を持っています。白い天井は見た目に10cm程度高く見え、暗い天井は20cm程度低く見えるとも言われています。

 

続いて、壁を白に変更してみます。

いかがですか? 元の写真よりも壁が軽い印象になり、少しだけ広く感じませんか?

壁の色を暗くすると、空間が引き締まったような印象になります。明るい壁より暗くした壁の方が狭く感じませんか? これが暗色の視覚効果です。

 

つづいて、床の色を元の写真よりも暗くした場合と明るくした場合の2パターンを比べてみます。

床の色を暗くすると、床がどっしりとして安定感を感じる空間になります。ただし、床の重さを感じるため、少し空間が狭くなったような印象も感じます。床の色を明るくすると、暗い色の場合に比べて安定感が軽減していますが、広さ感という観点では広くなったような印象を受けます。

 

 

◆「高彩度色」と「低彩度色」の比較

つづきまして、高彩度色低彩度色を比較してみます。

 

Yeo Street Neutral Bay コンテンポラリー-ファミリールーム

高彩度色は、鮮やかな色のことで、ヴィヴィッドカラーとも言われます。派手でパキッとした強い印象を与える特徴を持っています。色の主張が強く、周囲から際立って見えるので、視覚に強いインパクトを与え、にぎやかさと目の覚めるような鮮烈なイメージをもたらします。

 

Cleeves House トラディショナル-リビング

低彩度色は、無彩色(白、黒、グレー)に近い色であり、ニュートラルカラーとも言われます。色の鮮やかさが小さく、穏やかでおとなしく、上品なイメージを持っています。周囲の色に溶け込みやすく、主張しないという色ということもできます。

 

 

ここまで、「暖色」と「寒色」、「明色」と「暗色」、「高彩度色」と「低彩度色」を比較して、インテリアに対してどのような視覚効果を持っているかをご紹介しました。

カラーコーディネートをする際には、このような色のもつパワー(視覚効果)を手がかりとして、オシャレなインテリアを実現していただければと思います。

 

 

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