2.3【 色と感情 】勉強部屋に適した色とは?なりたい気分に合った色の選び方
「部屋をもっとオシャレにしたいけど、どうしたら良いの?」
「こんなインテリアにしたい!っていうイメージがあって試してみたけど、何となくしっくりこない。。。」
「好きな小物や雑貨を飾っているのに、なんだかごちゃごちゃしている。。。」
こんな悩みを持っていませんか?
本サイトでは、長くテレビ番組でのインテリア・リフォーム監修をしてきて、「どうしたらオシャレに見せられるか」を常に意識してきた私が、誰でもすぐにできる「部屋をオシャレにする3つの方法」について詳しくご紹介します。
「部屋をオシャレにする3つの方法」 の概要はこちらのページをご参照ください。
「部屋をオシャレにする3つの方法」
1.オシャレの鍵は何よりも「 統一感 」
2.お気に入りの色と暮らす「カラーコーディネート術」
2.1【 色のしくみ 】お気に入りの色と暮らすカラーコーディネート術
2.2【 色の効果 】部屋を広く開放的に見せる色と狭く圧迫感を与える色
2.3【 色と感情 】勉強部屋に適した色とは?なりたい気分に合った色の選び方
2.4【 色の組み合わせ方 】配色の黄金比率とオシャレに見える色の組み合わせ方
3.小物や雑貨がオシャレに見える「飾り方」
3.1【 飾る場所 】 フォーカルポイント をつくる『目線が行きやすい場所』
このページでは、2.3 カラーコーディネート術『 色と感情 』について解説してきます!
部屋をオシャレにする3つの方法
ポイント2 ~お気に入りの色と暮らす「 カラーコーディネート術 」~
インテリアの印象を決める要素として「色」は、とても需要です。
ここでは、インテリアを考える上での「色」の重要性や、どのように色を決めていくと良いのかのポイントをご紹介します。
2.3 カラーコーディネート術『 色 ×感情 』
色は、人の心理にも影響を及ぼす効果を持っています。ここでは、インテリアの色と感情について見ていきましょう。
この色の部屋で過ごすと、こんな気分になれるという事例を、写真を見ながらご説明していきます。
「人とのコミュニケーションを活発にさせる色」
快活で、前向きなエネルギーを感じさせる暖色系の色は、目にすると明るい気分になり、会話を弾ませ、食欲も増進させる効果があるので、語らいの場であるリビングやダイニングに最適です。
特に「コミュニケーションの色」と呼ばれるイエロー、ぬくもりと幸せを感じさせるオレンジは、トーンのバリエーションも幅広く、取り入れやすい色です。
玄関まわりにコミュニケーションカラーを使うのもおすすめです。ドアを開けると優しい卵色の空間が広がっていて、あたたかな「ウェルカム」の気持ちが一瞬で伝わってきます。
派手なオレンジも、他が白い面積が大きければ暑苦しい印象にはならずに、明るく会話を弾ませてくれるリビングになります。
赤ももちろんこのグループですが、色自身のもつエネルギーがとびぬけて強いので、鮮やかすぎないトーンを選び、部分的に使うのが効果的です。
「学習や作業への集中力を高める色」
書斎や勉強部屋など、集中して仕事をしたり、頭を使う作業をする空間には、濃すぎないブルー系やグリーン系、できれば少しグレーを感じさせる彩度の低い色が向いています。静かで落ち着いた気分になり、自然と集中力が高まるのがその理由です。
また、寒色系には時間の経過を実際より遅く感じさせる効果があるというデータもあり、集中して何かに取り組みたいときに、味方になってくれる色です。子ども部屋に上手に使えば、勉強がはかどるということも知られています。
ブルーグレーは仕事や勉強環境にとってベストな色です。白い壁の一面だけ色を使う場合は、最もよく目に触れる場所をこの色にすると効果的です。
安らぎの色であるグリーンも、少しグレーの入った淡いトーンを選べば、落ち着いて勉強できる子ども部屋になります。
グレイッシュでクールな色合いは、落ちつきと風格を感じさせ、男性的なデザインの書斎になります。
書斎に使う白は、赤身や黄色みを含んだクリーム系の白より、少しグレーの入ったクールな白がおすすめです。
「気分を上向きに、元気にさせる色」
落ち込んだ気分を解消して元気を出したいとき、幸せな気分にひたりたいとき。ハッピーな色を空間にたっぷりに使って、そのパワーを借りることもできます。好きな色であることが大前提ですが、トーンで言えば、ヴィヴィッド、ブライト、ストロングといった彩度の高い色は、弾むような躍動感にあふれ、気分を高めてくれるのに抜群の効果があります。
お気に入りの1色でもいいですし、何色か組み合わせても良いです。
補色に近い、コントラストが高めの組み合わせは、色同士のパワーを増幅させ、効果倍増です。
ぬくもりのあるコーラルピンクやオレンジをたっぷり使ったリビングは、いつでも元気にウキウキした気分にさせてくれそうです。
部屋全体にカラフルな色を取り入れるのはちょっと勇気がいるという方は、白をベースにして、クッションや小物などでビビッドな色を取り入れるのもおすすめです。
「気持ちを静め、落ち着かせる色」
心地よい刺激で気分をアップさせるのとは反対の効果で、「色の鎮静効果」というパワーもあります。
代表的なカラーはブルー。ブルー系の色に囲まれると副交感神経が優位になり、呼吸や脈拍がゆっくりになるという報告もあります。ブルーグリーンや青みがかった紫などにも、同じような効果があります。さわやかで清涼感があり、彩度の高すぎないトーンが適しているので、心落ち着くブルー系の色の中から、好きなものを選ぶとしっくりくると思います。寝室や洗面所、バスルームなどに広く利用できるカラーです。
静けさに満ちたブルーグレーの寝室は、深いリラクゼーションに誘ってくれ、朝の目覚めもさわやかそうですね。
トイレでのつかの間、ほっと一息つきたいときにも、ブルーは威力を発揮します。
季節によっては寒々しく感じないように、花を生けたり、小物使いでバランスをとります。
全体的にブルーにするのは勇気がいると思う方は、ブルーのタイルを部分的に取り入れるだけでも効果はあります。
「心身をリラックスさせ、くつろがせる色」
ぬくもりと幸福感を感じさせる「暖色系」、心を静め、落ち着かせてくれる「寒色系」。どちらにもリラックス効果はあるので、心身をリラックスさせ、くつろがせるカラーのバリエーションは、かなり広いといえます。鮮やかすぎたり暗すぎたりしないトーンを使えば、それぞれのリラックス効果が望めます。また色同士のハーモニーも大切です。コントラストの強い配色よりは、色味やトーンの近い組み合わせの方が落ち着いた雰囲気を作りやすくなります。
ベッドルームの壁の一面を深いトーンでペイントするのは、効果的なリラックス方法のひとつです。
あたたかなイエローとオレンジの組み合わせの寝室は、幸福感に包まれたリラックス空間を演出できます。
ここまで、色が人の感情へもたらす効果をご紹介しました。
カラーコーディネートをする際には、このような色が人の感情へもたらす効果もを手がかりとして、オシャレなインテリアを実現していただければと思います。
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